TELENE®の応用例繊維複合
特長
- 低粘性
- 高含浸性
- 耐層間剥離
繊維強化複合材料の物性主体は繊維由来であり、マトリックス樹脂に求められることは繊維をサポートするために十分な含浸が求められることと、樹脂自体の強度です。 繊維をサポートする樹脂は含浸により繊維間に導入しますが、樹脂の粘度が高いと含浸に時間がかかったり、未充填が発生したりします。 DCP樹脂はその低粘性から含浸が速く、また隅々まで含浸しうる特長を有しています。 一方、繊維強化複合樹脂の破壊は特に繊維の層間(=樹脂部)に現れます。 DCP樹脂をマトリックス樹脂に用いることで、その耐衝撃性によって層間破壊が一気には進行しない複合材が実現可能です。
適用繊維の例
炭素繊維
ガラス繊維